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日独産業協会(DJW)

地域と国境を越えて活動する最大規模の日独経済対話プラットフォーム

日独産業協会(DJW)とは?

日独産業協会(DJW)の構想が生まれたのは1984年、ドイツ産業界を代表する人々が東京で開催された産業見本市を訪れた時のことです。彼らは、日本で様々な刺激を受け、新たな人脈を築き、そして何より日本に対する驚きと興奮を携えて、ドイツへ帰国しました。1980年代においても、日独間の外交関係は安定的かつ多少の問題にも動じない強固なものでしたが、それは主に省庁や国際機関を通したパートナーシップに基づく協力関係であり、両国のビジネス関係者が、官公庁を通さずに直接交流する機会は限られていました。このような状況のもと、産業界の代表者による訪日をきっかけに、形式張らない形での日独間の対話を促進する場という今日のDJWにつながるアイデアが誕生したのでした。

創設当時の理念を持ち活動を展開し続けるDJW

1984年に生まれた構想に基づき1986年、日独産業協会(DJW)が設立されました。それ以来、私たちは、日独両国の企業に対して、情報交換や、共通の関心事に関する議論の場となるプラットフォームを提供してきました。当協会ネットワークは、経済振興公社、情報発信を行う様々な機関、産官学の代表やジャーナリストといった経済分野で活動するサービス事業者、日独経済・ビジネス関係に関心を持つ個人、そして未来の日独関係をを担う青少年から成ります。日独関係の強化と、オープンで透明性ある公正な対話を促進するという明確な共通目標のもとに、これら全ての人々を互いにつなげるのが、私たちDJWの役目です。

DJWのネットワークに参加する会員の数は現在1,011に上り、協会が取り組むべき問題の具体化に積極的に取り組み、ひいてはDJWの未来を形成しています。その中でもとりわけ強固な基盤を形成しているのが協賛会員一般会員の皆様です。会員の大半は、ドイツと日本を拠点としていますが、欧州・アジア各地、また、アメリカにもDJWの会員ネットワークは広がっており、DJWはビジネス・経済に焦点を当てた、地域横断的かつ国境を超えて活動する最大の日独ネットワークとなっています。

DJWがユニークな存在である2つの理由

公益を目的とした非営利の登録団体として、DJWは100%民間資金で運営されており、その予算は年会費と寄付から捻出されています。また、財政面だけでなく政治的にも独立しており、いかなる官公庁や財団にも属していません。これにより、会員やパートナーとの協力のもと、最新のテーマや社会経済情勢の変化に機敏かつ迅速に対応し、これらのトピックに提供するサービスの枠内で取り組むことができます。

デュッセルドルフ事務局東京駐在事務所、そして日独両国の有識者から構成される理事会とともに、私たちは、日独間の交流を力強く推進しています。

DJWが提供するサービス

下記の一連のサービスを通して、DJWは会員同士を結びつけ、交流を後押ししています。

  • DJWが主催・共催・後援するオンラインおよび対面形式のイベントにご参加いただくことで、日独ビジネスという文脈の中で、他のDJW会員の皆様やパートナー、関係者の方々とのネットワークを築いていただけます。
  • デジタル会員名簿より、業界、名前、郵便番号によるフィルター機能を使用し他の会員様とコンタクトをとることができます。また、会員同士をつなげるNetworking Hubというデジタルプラットフォームより気軽に情報交換・情報共有ができるようになりました。
  • どなたでもアクセス可能なエキスパートプールより、日独コミュニティの「Who-is-Who」をご覧いただけます。
  • インフォメーションプールでは、日独経済・ビジネスに関する会員の皆様や関連のパートナー団体からの様々な記事や、最新情報をご紹介しております。
  • ジョブプールでは、当協会会員企業の皆様からの求人情報を記載しております。

DJW - Tableau of Offers

DJWの活動

多様なサービスにより、日本とドイツにとって重要な経済問題を常にウォッチし、さまざまな形で取り組んんでいます。その際、現下の政治経済の動向やDJW会員の豊富かつ多様な経験が、重要なインスピレーションの源になります。たとえば、その時々のテーマを取り上げてイベントを開催し、当該分野の専門家を招いて議論と対話を行ったり、インフォメーションプールや、LinkedInTwitterなどのソーシャルメディア・チャンネルを通して共有したりしています。

会員間の直接的かつオープンな交流のために、アジャイルなプロジェクト組織であるSquadsも立ち上げました。Squadsでは、特定の問題に関心を持つDJW会員、DJWチーム、理事メンバーが集まり、話し合い、解決策を導き出し、そして得られた解決策を、DJWを中心としたネットワークに展開しています。

また、DJW会員をデジタルでつなぐために新たに作られたのがNetworking Hubです。Networking Hubでは、専門家グループからDJW会員に直接質問を投げたり、日独ビジネス関連のテーマについて意見を交換したり、ネットワークを広げたりすることができます。

DJWの会員

DJWの特徴は、その会員構成の多様性にあります。DJW会員は、企業から組織・団体、個人、スタートアップ、自営業者、そして将来の日独ビジネスを担う青少年まで様々です。そして、DJWネットワーク内では会員カテゴリーを問わず、誰もが対等な立場で活動し、発言権を平等に持っています。当協会は会員数1,011を数え、日独ビジネスに特化した地域横断的かつ国境を越えた交流プラットフォームとして最大規模を誇ります。当協会にご入会の企業会員の業種は、オートメーションから、自動車、化学、金融、ヘルスケア、IT、機械産業、医療技術、製薬、ロボティクスなど、幅広い分野にわたります。

DJW Aufstellung Mitglider

DJWチーム

DJWチームは、5人のスタッフから構成され、日独関係の深化に貢献すべく、数々のプロジェクトやアイデア実現に向け活動しています。DJW事務局スタッフの試行錯誤と意思決定において常に中心にあるのはDJW会員の存在であり、いかに効率的かつ目的意識をもって日独ビジネスネットワークを構築していくかということを絶えず自問しています。DJWチームは、日独産業界で活躍する有識者から成るボランティアのDJW理事会、同じくボランティアでテーマ毎に当協会を支えてくださる特別顧問、そして日独ビジネスネットワークの一員としてドイツ全国あるいは日本で活発に活動を展開するパートナー組織により形作られています。

DJW Team Network

DJWに是非ご入会ください!

DJW会員として、協会の活動を支援し、国境を越えて広がる日独ビジネスネットワークの一員になりませんか?

ご質問、ご提案、ご意見などございましたら、services@djw.deまでお気軽にご連絡ください。

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