古畑祥子 - ピアノコンサート - ライブ

現状のコロナウィルス蔓延は全世界のあらゆる業界に極めて深刻な被害を及ぼしていますが、ホールなど多くの観客が集まる場での興行が不可能となっている芸術家もまた、大変な困難な状況下に置かれています。しかし、このような厳しい環境であるからこそ、芸術は我々にとって一層必要不可欠なものであると言えるでしょう。

こうした中で、DJWは日本とドイツの文化への意識を高めることで、アートやアーティストを支援し、異文化理解の促進と社会的責任を果たすことに貢献したいと考えています。

当協会では、バーチャルコンサートホールにてパフォーマンスの場、そしてアーティストの方と会員の皆様が直接交流できる場を提供しております。このような機会を設け、皆様から芸術家の方々への資金面での支援を頂くことが出来れば、と考えております。支援の詳細については、出演アーティストの方と直接お話し合い頂くことを想定しております。支援に関する手順の詳細については、当協会ウェブサイトのインフォメーションプールにある説明をご参照ください。

演奏家について

古畑祥子氏は、横浜出身で3歳の時にピアノを始める。デトモルト音楽大学、デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽大学に留学・在籍、また、ザルツブルクやワイマールのマイスターコースにも参加する。2012年にはサントリーホールで華やかなデビューを果たした他、スタインウェイアーティストとして認定される。2013年にはロンドン、2014年にはバーゼル、その翌年はさらにルクセンブルクでも演奏を披露する。2017年のカーネギーホールで総立ちのデビューを果たし、各国主要コンサート会場 、サンフランシスコ、ベルリンフィルハーモニー、ライプチヒゲヴァントハウス、ロンドン、エジンバラなどでもやはり客席総立ちの快挙を果たし、現在、ヨーロッパで最も人気の高いピアニストの一人となっている。若い頃に病気のため7年間演奏活動が出来なかったものの、出産とともに病気が奇跡的に完治し、再び舞台に復帰する。ヨーロッパ、アメリカでソロコンサートをするほか、これまでロシア国立フィルハーモニーオーケストラ、ドイツ放送フィルハーモニーオーケストラ、プファルツシアターオーケストラ、またポルトガル、フランスでもオーケストラと共演を果たしている。ドイツ南西テレビ局、ドイツ南西ラジオ放送局、ザーランドラジオ放送局に出演、またユーロクラシックなど数々の主要音楽祭に招待される。さらにOehms ClassicよりCDも発売されている。

古畑氏は、特に彼女の音楽と人々を結びつけることを重要視している。例えば彼女の活動拠点地であるカイザースラウテルンの児童・青少年への音楽教育にも積極的に従事しており、音楽史の説明も兼ねた学校でのコンサート活動を行っている。2011年に起きた東日本大震災の後には、ラインラント・プファルツ州にてチャリティーコンサートを開催し、同州の姉妹県である岩手県に収益の寄付を行った。さらに被災した地域にて定期的にコンサートも開催している。

今回のコンサートでは、皆様おなじみのショパンの曲「ノクターン」、「別れの曲」、「革命」、「英雄ポロネーズ」を演奏していただきます。魂に響く、魂を揺らがすピアノの演奏、是非お見逃しなく。

開催場所

オンライン（カイザースラウテルンのフルフトハレよりライブストリーミング）

ライブストリーミングのリンクはお申込みを頂いた後、メールで直接お送りいたします。

コンサートには無料でご参加いただけます。また、ライブストリーミングはDJWのYouTubeチャンネルにて行われます。 

https://youtu.be/v6Oa17ZY4VE

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