日独経済関係
日本とドイツという2つの先進国の友好関係の秘密は、「信頼」「安定」「共に成長する」という、小さな規模の対人関係にも通じるものがあります。2021年には日独の外交関係は160周年を迎えました。1861年に締結された友好条約以来、G7、G20、国連などの多国間フォーラムでの緊密な協力や、日本・EU経済連携協定により、両国の外交関係はさらに強化されてきました。このような環境の中で、両国の貿易関係は著しく成長し、現在、ドイツはEU内で日本の輸出品の最大の買い手であり、日本はアジアにおいて中国に次いでドイツ製品の最も重要な輸入国となっています。
また、日独二国間関係が特別だといえるのは、世界政治や外交面だけでなく、社会的・文化的交流、両国の姉妹都市提携、学術・研究協力、(青少年)交流プログラムなどを通じて、絶え間なく活気に満ちているところにもあります。この多様性こそが、日本をより身近な存在にし、様々なレベルで日本を親しみやすく、興味深いものにしているのです。
在独日系企業
ドイツには、およそ1,800社もの日本企業が拠点を置いています。
出典:海外在留邦人数・進出日系企業数の調査結果 - 外務省 (P. 166)。上記括弧内のアルファベットはドイツの州名の略。
画像:© DJW
また、ドイツの企業の中には在独日系企業に特化しサービスを提供する、いわゆる「ジャパン・デスク」を置く企業も少なくありません。
DJWで活動する日独両国の企業については、インフォメーションマッピングならびにエキスパートプールからご覧いただけます。また求人広告はジョブプールをご覧ください。
その他資料
- ドイツ外務省:Germany and Japan - Bilateral Relations
- 欧州委員会:EU-Japan trade in your town
- Germany Trade and Invest::Business Location Germany - Economic Activity
- 在日ドイツ商工会議所:ドイツ情報