DJWシンポジウム
持続可能な未来への日独両国の宇宙産業技術
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衆議院第一議員会館1階
多目的ホール・国際会議室
〒100-8981
東京都千代田区永田町2-2-1
本年5月に航空宇宙産業に焦点を当てて独ブレーメンで開催されましたDJWシンポジウム第1部に引続き、今般11月には第2部として、特に日本とドイツの宇宙産業と関連するテクノロジーの持続可能な発展に焦点を当てて上記スケジュールにて開催したいと思います。宇宙産業から開発された先端技術が従来型産業にも革新的なプラスの影響を与え、地球上でも利用可能、かつ持続可能な技術の青写真となる、との認識に基づいてこの有望な産業について議論を深めたいと考えています。
空を飛ぶという夢は、人類誕生以来存在すると言って良いでしょう。今日、飛行に関するテクノロジーにより、単に空へ飛び出すだけでなく、惑星へも手を伸ばすことができるようになりました。宇宙旅行では、人工衛星によって、地球規模の調査、データ収集、航行、通信が可能になります。革新的な素材、再生可能エネルギー、資源のリサイクリングは、人類の宇宙飛行と地球の未来にとって不可欠なものです。道路交通の高精度観測技術、通信衛星技術の活用による自然災害の予測、そして宇宙産業で培った3Dプリント技術の自動車産業へ活用等々、元来宇宙産業において開発された技術が私たちの日常生活に応用されているケースは既にいくつも存在します。
宇宙産業は、継続的な研究開発投資を必要不可欠な前提として発展する産業です。それゆえ、異業種間や国境を越えた企業・研究機関同士の連携や安定的な協力関係を築くことが殊更重要な意義を持ちます。同時に、宇宙産業を持続的な発展させることは、今日深刻化する世界の分断とエネルギー危機の影響もあり、特にチャレンジングな課題となっています。そんな状況下でも、特にドイツと日本の宇宙産業分野では、宇宙研究ミッションにおける緊密に連携が進められております。ドイツ航空宇宙センター(DLR)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2024年の打ち上げを目指す二国間小惑星探査の協力協定を2020年に締結しております。
今回のDJWシンポジウムでは、日本とドイツの宇宙産業の発展に大きく貢献された両国の宇宙開発機関や企業の方々をお招きし、宇宙産業技術が地上においても革新的な技術発展とリソース活用の先導的役割となりうる状況を議論していきたいと考えています。
Speakers
基調講演
-
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事 石井 康夫氏
パネルディスカッション
- ドイツ航空宇宙センター(DLR)東京事務所 ニクラス・ラインケ博士
- DMG森精機株式会社 R&D執行役員 AM開発部部長 廣野 陽子氏
- 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事 石井 康夫氏
- 三菱電機株式会社 電子システム事業本部 役員技監 小山 浩博士
- SAPジャパン株式会社 インダストリー & カスタマーアドバイザーリー統括本部 エンタープライズ・アーキテクト 佐宗 龍氏
- 東レ株式会社 エグゼクティブフェロー 北野 彰彦博士
プログラム内容 (JST)
- 15:00 入場および受付開始、ネットワーキング
- 16:00 開会、ご挨拶
- 16:25 基調講演:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事 石井 康夫氏
- 16:50 パネルディスカッション
- 18:00 Q&A セッション(含・会場参加者質疑応答)
- 18:25 閉会の辞
- 18:30 シンポジウム終了
- 18:30 レセプションおよびネットワーキング開始(立食形式)
- 20:00 会場撤収完了
使用言語
日本語・ドイツ語(日独同時通訳付き)
参加費
DJW会員の方々はシンポジウム参加費用は無料です。
DJW非会員の方々は、40ユーロ または 6,000円の参加費用が必要となります。
11月22日(火)に皆様にお会いできるのを楽しみにしております。