「グローバライゼーションを展望した人材育成のあり方」
―日独の人材教育比較と人的資源管理戦略ー
イベントへの参加を申し込みます。 `]] `]]本イベントは終了しました。
DJW最新イベント情報を表示スイスホテル南海大阪
35階
〒542-0076
大阪府大阪市中央区難波5-1-60
大阪・神戸ドイツ総領事館、在日ドイツ商工会議所(AHK Japan)、日独産業協会(DJW)は、今回も「German Economic Roundtable Osaka」に皆様をご招待致します。この共同企画は2017年に開始されており、今回も日独双方のビジネス分野の皆様に関西での交流の機会をご提供できることを大変嬉しく思っております。
当該Roundtableでは毎回、日独両国が共通に関心を寄せるトピックを取り上げています。2023年3月に開催された前回のイベントでは、人材活用に関するで活発な議論が交わされましたので、今回は日独企業における人材育成・人材管理に焦点を当てた議論を継続したいと思います。
内容
日本とドイツは、幅広い産業分野と高度に熟練した労働力とを持つイノベーションに富んだ経済国家として知られています。政治的、経済的、社会的な共通点が多い一方で、人材を自社企業や企業内カルチャーに溶け込ませるための戦略や、新規採用者の教育、社内での転勤や社内異動を含む人材配置管理の考え方はかなり異なっている状況です。
日本では、各企業内において入社後に企業内実務研修、オンザジョブトレーニングを通じて必要なスキルを身に付ける人材育成が主流となっています。そのため、総合的な学歴教育を基盤として、個別企業毎の職業訓練文化をベースに人材育成、人的投資を継続し、様々な職種への異動・人材配置・職業転換を通じて企業内での融和とモチベーション向上を図るのが一般的です。
一方ドイツでは、入社前に大学教育で必要なスキルを身につけるのが一般的であり、新入社員は、むしろ入社後短期間で十分な研修を受け、速やかに部署内で役立つことが期待されています。
両国とも高い経済水準を維持するために国際化とグローバルな人的資源に依存していることは同じであるため、両者の人材管理スタイルの長所を融合させ、ローカルな人材ではなくグローバルな人材を育成する方法はないものだろうか、というもっともな疑問が生じるかと思います。チームメンバーのスキルを単に向上させるだけでなく、(国境を越えた)転勤や配置転換において従業員の能力やスキルが活かせるような場への異動をスムーズに実施できるような国際的なシステムを確立することはできないでしょうか?また、日本で昨今問題になっている非正規雇用の増加、人手不足などの課題への対応に何らかのヒントはないでしょうか?
日独双方の戦略から何を学び、政府として、企業として、労働者側としてどのような貢献できるのか、日独双方の立場からオープンに意見交換できれば、と考えております。今般登壇するRoundtableのパネリストの皆様には、このような課題に取り組む際に企業やチームリーダーが直面する課題に焦点を当て、それぞれの知見や経験をご披露頂く予定です。
大阪で開催される今般のRoundtableでの議論とご参加の皆様同志のネットワーキングに是非共ご参加ください!
パネリスト
- フェリックス フォン ヘルデン 在日ドイツ商工会議所(AHKジャパン)部門長メンバーリレーションズ
- マーク・スチュワード ロバート・ウォルターズ 大阪産業・ヘルスケア シニアマネージャー
- 山口里絵 DMG森精機株式会社 通訳室/R&D人事部部長
総合司会:アンネ・ポムゼル 日独産業協会(DJW) 事務局長
プログラム予定
18:00 開場、ネットワーキング
18:30 ご挨拶
18:40 各パネリストご講演およびパネルディスカッション
19:30 質疑応答(含・ご参加の皆様)
19:45 懇親会(ディナービュッフェ形式)
21:30 閉会
総合司会: アンネ・ポムゼル(日独産業協会(DJW)事務局長)
使用言語
英語
参加費
DJW会員は無料。DJW非会員は参加費3.000円。ご参加に際しては事前の登録が必要です。
注意事項
参加規約に基づき、参加登録実施後の不参加の場合も参加費をお支払い頂きます。参加登録後にやむを得ずキャンセルを希望される方は、開催3日前までにメールにてご連絡ください。ご理解とご協力宜しくお願い申し上げます。
連絡先
日独産業協会 (DJW)
アンネ・ポムゼル
事務局長
events@djw.de