社会的責任と経済的パフォーマンスの両立――持続可能性を重視した日独企業の経営戦略
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DJW最新イベント情報を表示The Industry Club of Japan
1-4-6 Marunouchi, Chiyoda-ku
100-0005 Tokyo
Japan
社会的責任を重視する企業経営は今日、経済的成功を得るうえでも重要な要素の1つであると考えられています。先進工業国においては、持続可能性、人権、倫理、そして注意義務が、投資の判断やパートナー企業の選定、ないしは経営の方向性を決定するうえで、決定的な役割を果たすことも今や少なくありません。
ドイツでは2017年、企業による非財務情報の報告強化のための法律(CSR-Richtlinie-Umsetzungsgesetz)が成立、これにより、企業の責任ある経済活動(Corporate Social Responsibility:CSR)の法的基盤が初めて包括的に整備されました。加えて、連邦政府は「国家行動計画」を通して、バリューチェーン全体における人権の遵守を求めているところです。また、ESG(環境・社会・企業統治)基準についても、欧州委員会が2018年に加盟国に提示した法規制パッケージ案を下敷きに、政策の具体化へ動き出しています。日本においても、同テーマが非常に活発に議論されています。更に、本年5月に合意に至った日EU経済連携協定においても、持続可能な開発や環境基準が新たに盛り込まれています。
日独企業による社会的責任への配慮の度合いは、現状どのようなものでしょうか。法規制導入の前後で、果たして何らかの変化が起こったでしょうか?政府と経済界の考えは一致しているのでしょうか?CSRとESGを重視した経営戦略は、新たな市場への参入や国際競争力の強化に、どの程度寄与し得るのでしょうか? 日独が相互に学べることは何でしょうか?本年のシンポジウムでは、日本、ドイツ、更にはEUにおける企業の社会的責任に関する昨今の動向について議論を行います。
※日独同時通訳付
講演者
開会の辞
- 日独産業協会(DJW)理事長 ゲアハルト・ヴィースホイ
挨拶
- 衆議院議員 城内 実
挨拶
- ドイツ連邦共和国大使館経済部長 シュテファン・メープス
講演
- 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長 髙橋則広
講演
- 元ドイツ連邦政府 人権政策・人道支援担当委員 マルクス・レーニング
講演
- メッツラー・アセット・マネジメント社 ESG統合担当 アクセル・ヘッセ
ディスカッション
- メッツラー・アセット・マネジメント社 ESG統合担当 アクセル・ヘッセ
- 三菱重工業株式会社 取締役 副社長執行役員 CFO 小口正範
- 元ドイツ連邦政府 人権政策・人道支援担当委員 マルクス・レーニング
- 堀場製作所 常務取締役 大川昌男
- SAP ジャパン デジタルトランスフォーメーション・パートナー 竹川直樹
司会
- 日独産業協会(DJW)常任理事・事務局長 ユリア・ミュンヒ
問合せ
日独産業協会(DJW)事務局
アンネ・ポムゼル
events@djw.de, +49 211 99459191
Impressions DJW Symposium (Tokyo, 09.10.2018)
Downloads
- DJW - Symposium (Tokyo, 09.10.2018)_Agenda deutsch
- DJW - Symposium (Tokyo, 09.10.2018)_Agenda japanisch
- DJWシンポジウムのスポンサー募集について
- DJW - Sponsoring Symposien 2018 dt