変容する労働のあり方――日本とドイツにおける動向
デジタル化時代の働き方
技術進歩と社会の変容に伴い、労働のあり方にも近年大きな変革が生じています。ネットで繋がる社会、デジタル化、柔軟性への要請が急速に高まる一方、少子高齢化が急速に進む日独両国では就業人口が減少の一途を辿っています。
高度なテクノロジーを持ちつつ、急速な人口動態の変化に直面する日独両国はこの課題にどう取り組めばよいのでしょうか?働き方改革、年金受給年齢の繰り下げ、移民および外国人労働者受入れに係る新法制定、あるいは女性活用の推進といった政府施策でどの程度解決出来るのでしょうか?社会に迫りくる大きな変容に適切に対処するためには、どのような施策が求められるのでしょうか?企業はどのように対応すればよいのでしょうか?労働生産性を高めるための新しい働き方や自動化の動きは、日独両国にどのようなチャンスと課題をもたらすのでしょうか?
東京シンポジウムでは、デジタル化時代の労働環境の変容プロセスについて、政治・経済・学術界の代表とともに様々な側面から議論を行う予定でした。
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アジェンダ
15.30 開会の辞
- 日独産業協会(DJW)理事長 ゲアハルト・ヴィースホイ
15.40 祝辞
- 元環境副大臣・自由民主党所属衆議院議員、日独友好議員連盟事務局長
城内 実氏 - ドイツ連邦共和国大使館 イナ・レペル駐日大使
16.00 導入フィルム放映
(本年5月、ニュルンベルクで開催された同テーマによる当協会シンポジウムの概要)
16.10 基調講演
- 公益財団法人国際金融情報センター(JCIF)理事長、元財務省財務官 玉木林太郎氏
16.30 講演 / ディスカッション
- 経済同友会 国際問題委員会委員長/労働市場改革委員会副委員長 成川哲夫氏
- コンスタンス大学法学部名誉教授、日独労働法協会会長, ドイツ労働連邦最高裁判所元主席判事[退職] Prof. フランツ ヨゼフ・デユヴェル氏
- ドイツ連邦共和国大使館 参事官 Dr. マルティン・ポール氏
- 人工知能研究センター(AIST Japan) センター長 Prof. Dr. 辻井潤一氏
司会:
- 日独産業協会(DJW)常任理事・事務局長 Dr. ユリア・ミュンヒ氏
18.00 レセプション / 開会および閉会の辞
20.00 閉会