DJW ジョブプール 2023 - 改正と調整

2022年7月6日に、当協会ウェブサービスの一つであるジョブプールを日頃ご利用くださっているユーザーの皆様とSquad キックオフミーティング「Jobpool Improvements 2022」を開催しました。このSquadの目的は、ジョブプールをさらに使いやすくし、また、移り変わる働き方に合わせた最適化を図るというものです。

まず参加者の皆様にDJWのジョブプールについての感想を伺いました。私たちDJWチームとしては、年々増加する求人情報の掲載数やLinkedInやTwitterを通じたポジティブなフィードバックからジョブプールが有意義なサービスであり続けているということはすでにはっきりとしたものでした。ユーザー側では、無料で無制限に利用できることに加え、LinkedInやTwitterなどのソーシャルメディアチャンネルを通じた追加配信により、DJWウェブサイトやニュースレター以外での知名度や情報リーチ範囲が向上していることが大きな役割を果たしているということでした。

これらを確認した後、現在の求人に見合ったジョブプールの最適化と使いやすさの向上に向け、参加者の皆様とアイデアを出し合いました。これらのアイデアを以下に紹介するような形で実現することとなりましたので、ご報告いたします。

1. 求人情報を自分で公開するシステムの導入

ジョブプール最適化にあたり最も大きな変更点となるのは、ユーザーがいつでも自分で求人情報の投稿を行うことができるようになったという点です。これまでは、フォームより情報をご記入いただき送信後、DJWチームで内容の確認を行いDJWから最終的に求人情報公開手続きを行っていました。この変更に関連し、https://www.djw.de/ja/jobpool/上の「求人情報を掲載する」というボタンをクリック時に、ジョブプール使用権限が与えられていないユーザーにはその旨通知が表示されるような設定も追加されました。

2. フォームの変更点

2.1 ジェンダーに配慮した表現の使用

一般平等取扱法（AGG）に基づき「ジェンダー表記」」という項目をドロップダウン式にて追加しました。これによりジェンダー表記 (m/w/d) が求人情報内に自動的に表示されるようになりました。また、英語による求人情報向けには、英語によるジェンダー表記 (m/f/d) の選択、またその他のジェンダー表記使用を希望する場合は自分で個別に入力できるようにプログラミングを行いました。フロントエンド上に表示される項目内でも、ジェンダーに配慮した表現の使用を一貫して行うことにしました。例えば、ドイツ語ページ上でこれまで「Ansprechpartner」となっていたところを「Ansprechpartner:in」に変更をしています。

2.2 フォーム上の各項目の補足

情報入力の際の自由度を高めるべく、フォームの様々な項目の最適化を行いました。

• ドロップダウンメニュー： 「勤務形態」、「雇用形態」、「業種」、「勤務国」といったこれまでドロップダウン式であった項目に「個別記入」というメニューを追加しました。このメニューを選ぶ場合、その下にある同名のスペースにご自身で自由にご記入を頂けるようになりました。
• 入力スペース： 新しい入力スペースである「私たちについて」に、自社紹介用のテキストを記入できるようにしました。この項目は「仕事内容」の上、ジョブプールのフロントエンド最上部に掲載されます。
• その他変更点： フロントエンド上で「企業名」となっていたところを「企業 / 組織・団体名」に変更しました。これにより組織・団体会員様やNPO団体会員様もそのまま団体名を記入することができるようになりました。

以上の変更実施をもってSquad「Jobpool Improvement 2022」の目標達成・完了とさせていただきます。投稿済みの求人情報内容を自分で変更する・削除するなどの更なるアイデアにつきましては、今後また別のSquadを結成し皆様と改めて話し合いを行えればと考えております。

今回の最適化により、皆様にとってジョブプールがより使いやすいものとなりますことをチーム一同願っております。ジョブプールへの求人情報掲載の手引きは本ページ下部のPDFまたは各種規定・文書よりご覧いただけます。

皆様からの今後更なる求人情報投稿をお待ちしております。ご不明な点等ございましたらご遠慮なくお知らせください。

メンバー・リレーションチーム
アーント沙羅、小野エリザ
services@djw.de
www.djw.de

Downloads

• DJW – ジョブプール求人情報掲載のための手引き