ご支援のお願い
DJW会員ルース・シュナイダーからのお知らせ
テオ・ヘスペルス総合学校は、ノルトライン=ヴェストファーレン州北部に位置する中規模都市メンヒェングラートバッハの、社会的に多様な環境にある総合学校です。同市は長い繊維産業の歴史を持つ一方で、現在も多くの構造的課題を抱えています。本校には50か国以上の出身背景を持つ生徒が在籍しており、非常に多様性に富んでいますが、同時にドイツ社会の平均的な姿を大いに反映しています。
本校の特色として、3年前より日本語教育を開始し、現在は約50名の生徒が正規授業や課外活動を通して日本語を学んでおり、非常に高い意欲を示しています。私たちの経験から、学術的な家庭環境に限らず、より困難な環境で育った子どもたちも日本語を学びたいという強い意志を持ち、実際に学習することができると分かりました。難解な言語を習得する経験は多くの生徒にとって大きな励みとなり、学校生活全般への意欲向上につながっています。また、短期間で高度な日本語能力を身につけ、将来日本での進学や就職を目指す優れた語学的才能を持つ生徒も少なくありません。
私たちは、東京の獨協中学・高等学校との定期的なオンライン交流を開始できたことを大変光栄に思っています。この交流は両校の生徒にとって直接的かつ自然なコミュニケーションの機会となり、多くの発見や楽しい時間を生み出しています。すでに同校の教員2名が本校を訪れ、生徒のみならずノルトライン=ヴェストファーレン州全体にも大いに関心を寄せてくださいました。これを受けて、私たちは現在、現地のパートナー校との共同活動を含む日本訪問を計画しています。
しかしながら、多くの生徒には日本への渡航費を全額個人負担することが難しい家庭環境があります。生徒たちは可能な範囲で自ら資金を集めようと努力しています。また、メンヒェングラートバッハ市から支援を受けられる可能性もあります。さらに、連邦政府のPASCHプログラムによる助成金もごく限られた範囲で存在しますが、厳しい条件のもと事後申請のみが可能であるため、より恵まれた環境の学校にとっても実際的な活用は難しいのが現状です。
ご支援のお願い
こうした背景から、私たちは本校の日本訪問、あるいは将来的な渡航を支援してくださる企業・協力団体を探しております。日独交流を限られた層だけではなくより広い層で促進したいとお考えであれば、どのような形の支援でも心より歓迎いたします。理想的には、生徒たちが支援に対して何らかの形で貢献できる機会を設けたいと考えています。例えば、寄付への謝礼として簡単な作業を行うなど、生徒自身が社会的背景に関わらず共通の目標に向かって努力できる機会となるでしょう。
もしこのような協力の可能性についてご関心をお持ちいただけるようでしたら、ぜひご連絡いただければ幸いです。皆様からのご支援は私たちにとって大きな力となります。
Ruth Schneider
Department of Japanese,
Theo-Hespers-Gesamtschule, Karl-Fegers-Str. 85,
41068 Mönchengladbach.
https://theo-hespers-gesamtschule.de/japanisch/?lang=de
