DJW理事長 ゲアハルト・ヴィースホイより

2025年大阪万博:世界中をゲストに迎えて

2023-09-13, 14:53

2025年4月13日から10月13日まで大阪で開催される万国博覧会では、「いのち輝く未来社会のデザイン」をモットーに、世界各国が一堂に会することとなります。大阪万博のドイツパビリオンは「循環する経済」を中心テーマとした「わ!ドイツ」という名前で来場者をお迎えする予定です。

2025年大阪万博は、単なる革新的なアイデアや技術の展示会ではなく、未来の課題に取り組むためのグローバルな連携と交流のプラットフォームであると言えます。日本で最もエキサイティングな都市のひとつである大阪は、それゆえに完璧な開催地であるといえるでしょう。大阪は、テクノロジーとイノベーションの中心地であるだけでなく、日本全体にとって大きな文化的意義を持つ場所でもあります。観光客は、伝統的な茶道から現代のポップカルチャーまで、日本の豊かな歴史と文化を体験することができるのです。

焦点となる持続可能性

万博は、持続可能性と環境保護に重点を置いています。展示会場は環境に配慮した設計となっており、最新のグリーンテクノロジーを採用しています。全体として、万博は、私たちがいかに生活し、働き、相互に共生していくか、というあり方や方法を根本的に変える可能性を秘めた革新的な技術を豊富に紹介する場となるでしょう。人工知能から再生可能エネルギー、持続可能な都市計画まで、今後数十年の世界を形作る幅広いソリューションが紹介されるでしょう。 

2025年のドイツパビリオンをデザインするケルンメッセのチームとともに、DJWチームはすでに、日本の(働き方)文化を紹介する異文化スクーリングを実施しました。

経済効果も見込めるはず…

さらに、大阪万博開催は日本経済にもプラスの影響を与えるでしょう。世界中から何百万人もの観光客が訪れることは、関西の観光業界や 接客・宿泊業界にとって大変な好景気となることを意味します。そのためには交通網の拡充を含むインフラ整備に多額の投資が必要となる訳で、建設業界への追い風となるでしょう。その他の企業にとっても、自社の製品やサービスを世界中の人々にアピールし、新たなビジネスチャンスや協働先の構築につなげる絶好の機会となるはずです。

この展示会は、創造的で先見性のあるイベントとなること間違いなしです。イノベーション、持続可能性、文化交流に焦点を当てることにより、この大阪万博は、世界中の人々の知性と情感を虜にすることでしょう。

ゲアハルト・ヴィースホイ(Gerhard Wiesheu)
B. Metzler seel. Sohn & Co. AG 代表取締役
DJW 理事長
info@djw.de
http://www.djw.de
ゲアハルト・ヴィースホイ(Gerhard Wiesheu)
B. Metzler seel. Sohn & Co. AG 代表取締役
DJW 理事長
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