DJW理事長 ゲアハルト・ヴィースホイより
サステナビリティ:これはDJWにとっての課題でもある
企業におけるサステナビリティの重要性は、近年着実に高まっています。この変化は、環境問題に対する社会的な感度の高まりだけでなく、持続可能なビジネスが長期的に成功するという認識が確立したことによる、と言えるでしょう。さらに言えば、サステナビリティは単なる流行語の域をはるかに超えており、変化する世界における企業の存続と成功を大きく左右する重要な要因となってしまっているのです。日本やドイツのような先進工業国は、特にこの分野において環境保護と資源保全のパイオニアとしての役割を果たすという特別な責任を負っているのです。
様々なステークホルダーの利害を勘案することが極めて重要
企業は、資源を効率的に使用し、廃棄物を削減し、再生可能エネルギーを推進することによって、環境への影響を最小限に抑えるだけでなく、従業員、顧客、その他ステークホルダー(利害関係者)等の利益を勘案することが非常に重要な意義を持つようになっています。サステナビリティは、企業が長期的に経済的な成功を収めるための支援要素となります。この経済的成功には、サプライチェーンの確保、新たなビジネスチャンスの発掘、一般的な効率性の向上などが含まれます。なぜならば、持続可能なビジネスには、製品開発であれ、プロセス管理であれ、技術であれ、しばしば革新的なソリューションが必要となり、またそれが奨励されるからなのです。
日独企業にとっての戦略的必要性
日独企業にとって、この問題は社会的義務であるだけでなく、戦略的必要事項でもあります。持続可能性の実践をビジネスモデルに組み込んだ企業は、将来の課題にうまく対処できるだけでなく、より持続可能な経済の中で花開くチャンスをつかむことができます。
DJWは、シンポジウムやその他のイベントだけでなく、日々の業務においても、常に持続可能性の意義を議論しております。私たちは皆、日本とドイツが互いに学び合えることを知っています。そのため、私たちはこの問題に取り組むワーキンググループを立ち上げました: 2024年1月より、四半期毎にデジタル会議を開催し、複雑なサステイナビリティの世界における重要なテーマについてモデレーターを交えたディスカッションを行い、交流を深めていきます。2023年12月5日には、キックオフ・イベントを開催する予定で、皆様のご参加を期待しております!
