沿革

2007年

新たな課題とグラフ=アドルフ通りへの移転

DJWデュッセルドルフ中心街への進出

DJWは、課された仕事を遂行していくにつれ年々活動の規模を拡大し、運営面でも次第に高い自立性を持つようになりました。それにともない州や市からの財政支援が停止され、2007年に選出された理事メンバーは新たな課題に直面することになりました。

協会は以後、多くの個人会員からの年会費を財源とし、同時に様々なパートナーとの協業を活動の源とするようになり、そのためにも、特に会員を対象としたサービスの拡充に努めてきました。その過程で、会員そして日独ビジネスに関心を持つ人々とのコミュニケーション・ツールの1つとして重要性を高めていったのが、新たにデザインされたDJWウェブサイトでした。日独2ヶ国語で作成され、求人・求職情報、エキスパートプール、インフォメーションプールといった容易にアクセス可能なデータバンクを持つウェブサイトという、オンライン上でのDJWのプレゼンスは、その活動をより魅力的なものとし、在日本、そして在ドイツ日本人会員の増加に寄与しました。

2007年10月、新事務局長にユリア・ミュンヒ(旧姓:ホルマン)が就任しました。

エルンスト・ポンスゲン財団からの支援

2007年4月、DJWはエルンスト・ポンスゲン財団が所有するデュッセルドルフの中心部の建物へと移転し、今日に至るまでここに事務局を置いています。魅力的な立地に事務局スペースを確保したのは、エルンスト・ポンスゲン財団の理事長を務めるDJW理事長ルプレヒト・フォンドラン(現DJW名誉理事長)でした。

協賛会員