沿革

1999年

メッセ・デュッセルドルフ運営会社内への事務局移転

メッセ・デュッセルドルフがDJWの本拠地に

1999年、シュトックマー=キルヒェ通りに位置するメッセ・デュッセルドルフ内に事務所を移転しました。

移転の経緯

コーラーが西ドイツ州立銀行の理事を退くにともないDJWは代弁者を失い、その後任からの財政支援も絶たれたDJW事務局は存続の危機にありました。とにもかくにも、十分な財源と出資意欲のある新たなスポンサーを探さなければならなかったのです。その交渉は困難なものでしたが、最終的に、メッセ・デュッセルドルフ有限会社に新たな支援者となってもらうことが叶いました。元NRW州経済次官のハートムート・クレブスがメッセ・デュッセルドルフの経営責任を引き継ぎ、そのオフィス内にDJW事務局のためのスペースを提供してくれたのです。

NRW州内で開催される大規模な経済・産業関連メッセの会場となるデュッセルドルフ・メッセの敷地内に事務局を置くことは、ネットワークを広げるうえで、またその時々の産業界にとって重要なテーマを掌握するうえでも、戦略的に有益なものでした。

DJWはその後8年間にわたりメッセ運営会社内に拠点を置き活動を展開しました。1967-1984年までメッセ・デュッセルドルフの社長を務めたクルト・ショープは、2017年に息を引きとるまでDJWの名誉会員であり続けました。

この時代は、ウヴェ・ケルクマンが事務局長のポジションを務めました。ケルクマン氏は現在、州都デュッセルドルフ市の経済産業振興部門を率い、今なおDJWと協力関係にあります。 

財政的支援

その後クレブスが、メッセ・デュッセルドルフ社長を退いた後、DJWの財源構造は再び困難に直面しました。しかし、NRW州、デュッセルドルフ市、メッセ・デュッセルドルフの間で財政負担を3分の1ずつ分担することで決着、困難を乗り切ることができました。

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