WTW-Seminar zum Thema Human Resources

１．EU Pay Transparency Directive - 概要と企業に求められる対応

　同一労働同一賃金の徹底を企業に求める動きはグローバル規模で加速しています。欧州においては、2023年前半に欧州議会によってEU Pay Transparency Directiveが可決され、EU加盟国は当該内容を2026年6月7日までに各国の法令に落とし込んでいくこととなります。結果、EU加盟国に拠点を構える企業は2027年には法令遵守が求められることとなり、また、本法令の制定は、近年の人事分野での最も重要のものの1つとなる見込みです。

　具体的には、労働者には雇用前と雇用時両方において、報酬に関する情報を雇用主側に請求する権利が生まれ、雇用主はペイギャップの開示・申告義務が発生し、雇用主が直面する最も重大なコンプライアンス義務の1つとなります。この状況を踏まえ、本セミナーでは、EU Pay Transparency Directiveの概要と遵守に向けて企業が取るべき対応及び準備（具体的なステップ及びタイムライン等）についてパネルディスカッション形式で解説します。

 ２．ドイツにおける昇給率トレンド

　二つ目のトピックとして、ドイツにおける報酬トレンドを取り上げます。世界規模の傾向として、2023年は、人材マーケットで売り手市場が続いたこと、インフレ圧力、そして従業員リテンションに対する不安などにより過去20年では例を見ない水準の昇給率を記録しました。ドイツにおける平均昇給率も2022年の3.8％から2023年については4.5％へと大幅な伸びとなりました。本セミナーでは、最新の調査結果を踏まえ、2024年の平均昇給率と2025年の予測昇給率についても解説致します。

言語：日本語

申込方法： セミナー参加登録リンク

参加費 ： 無料

受付開始：  17:30

※セミナー後にはドリンクと日本食をご用意させていただいておりますので、お久しぶりの方とのキャッチアップや意見交換などの場にご活用いただけますと幸いです。